昭和30年、宮崎県小林市愛宕町、初代池田久宗が弓具商を構え、矢師として、弓道家として生計を立てていましたが、昭和50年に久宗が他界し、長男である稔が後を継ぐことになりました。
当初、技術も完全に習得しないままの出発でしたので大変でしたが、お客様の心温かい支援の元に今があります。
平成2年に小林市から宮崎市に店を移し、平成11年宮崎県の伝統工芸品として「久宗の矢」が認定されました。
平成12年には、宮崎県伝統工芸士に認定されました。
追求し続けた「久宗の矢」は、引く人に応じた矢造りを真髄として現在に至ります。
全てが引き手に合わせて製作している為、時間がかかりますが、100%の矢をお客様のもとへお届けする為、日々精進しております。